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DIARIO 31

2014.05.28 (Wed)

12日目。
この日は『巨匠』に逢いにドリアーニ地区のワイナリー『QUINTO CHIONETTI(クイント・キオネッティ)』へ。
ピエモンテでは2級品種とも言われるドルチェットの質を限りなく高めたワイナリーです。



巨匠クイント・キオネッティ氏!!
『IL GRANDE VECCHIO(偉大なる老人)』と称され、ピエモンテ中のワイン界から一目置かれる御年88歳の純朴なる紳士。
ボクが十年程前に訪れた時のコトを憶えていて、その時と同じくとても温かく迎え入れてくれました♪

キオネッティ

翌日からのブドウ収穫に備え、準備は万端。

chionetti8.jpg

一緒に畑へ。

dhionetti2.jpg

なだらかながらブドウの植えてある丘陵地を登ったり降りたり…と、歩くだけでも結構ハード。
ボクが息を切らしているのに対し、クイントさんは何事もなくスイスイと畑を歩きます。
88歳とは思えません!!
それもそのはず、1日15時間は畑で仕事をすると話していました。
さらに驚くコトに、クイントさんは生まれてこのかたヴァカンツァをとったこともないというのです!!
あのイタリア人がですよ(笑)
仕事が生き甲斐だ、と会話の節節に言ってました。

chionetti7.jpg

「美味しいから食べてみな」と、数日後にはワインになる貴重な果実を採ってくれます。

chionetti6.jpg

「こっちのは更に甘いよ」と、あちこちのブドウを食べさせてくれます。

chionetti3.jpg

「いいからいいから」と両手に持ちきれないほどのブドウを次から次へと!!
「袋に入れてあげるからお土産にしなよ」なんて言いつつ、次から次へと!!

chionetti4.jpg

ブドウ栽培において化学肥料は一切使わず、徹底的に選果を行うという手間のかかり具合。
世界のワイン界や評論家から、非常に高い評価を受けているにもかかわらず、出荷価格も上げず、慎ましく農夫としての姿勢を崩さないところがなんともステキ♪
そんなこともあり、周囲の農家からだけでなくイタリア全土のワイン生産者から、絶大なる信頼を受けているのですね。

chionetti5.jpg

イタリアのワイナリーの多くが家族経営。
このクイント・キオネッティももれなく家族経営の小さなワイナリーなのですが、このキオネッティ家では後を継ぐ予定だったクイントさんの息子さんを事故で亡くしてしまった為、現在でもクイントさんと亡くなった息子さんのお嫁さんのたった2人でカンティーナを支えているのです。
そんな中でも、十年程前にボクみたいな若造が1人で訪ねて行った時でもとにかく親切にしていただいたコトが印象に深く残っています。
そして今回も同様に♪

仕事への情熱、ブドウや自然に対する愛情、ワイン造りへの想い等々…人生の大先輩から貴重な話を沢山聞けた事が何よりの収穫でした。
ワインには造り手の『人となり』が表れると言いますが、クイントさんのワインはまさに『とにかくまじめで優しく、実直な彼の性格』が表れた1本と言えるでしょう。

帰り際に頂いた大量のワインをどうやって日本に持って帰ろうか…という悩み(笑)とともに、また近いうちの再訪を誓ったのでした。

モンフォルテダルバ

ドリアーニから次の町までの道すがら、何気なく寄ったモンフォルテ・ダルバのバールにて、これまた素敵な店主夫妻との出逢いが。

モンフォルテダルバ1

やっぱりイタリアはこれだから堪らない♪

モンフォルテダルバ2
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