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パスタの歴史 ~その5~

2011.01.16 (Sun)

ウンザリしている皆さんを横目に、また平然とマニアックな話が続きます。
大丈夫、今日で終わりです。
もう少しの辛抱ですので、頑張って読んでください(笑)。

西洋最古のパスタ『ラザーニァ』。
当時の呼び名は『laganum(ラガヌム)』。
東洋の『餅(ビン)』にあたるモノですね。
西洋ではこの『ラガヌム』をそのまま焼いたり揚げたりして食していただけでなく、細く切ってスープに入れて食されてもいました。
この細く切ったモノは現在のお湯で茹でる麺とは異なり、スープにダイレクトに入れ、
煮込んで食べていたそうです。
形状としては現在のタリアテッレにあたるモノであるらしく、現在もイタリアの地方では
タリアテッレの別称として『laganella(ラガネッラ)』というモノがあるのです。
一方、『ラガヌム』を焼いたモノが現在の『lasagna(ラザーニァ)』であるとともに、パンの様なモノでもあるのです。
パンの歴史については・・・ご安心ください、当分書くつもりはございません。
と、言いながらすぐ書いちゃうかも(笑)。

そして『ラガヌム』、『ラザーニァ』の後に生まれたモノが、イタリア南部の『チチェリ・エ・
トリー』、北部では『テスタローロ』。
『チチェリ・エ・トリー』は、揚げたタリアテッレ状のモノをヒヨコ豆のスープに入れた料理。
『テスタローロ』は土器(テスタと呼ばれる専用の道具)の上で、円盤状に焼いたクレープの
様なモノなのです。
食べてみたい方、当店で食べれますよ!!
是非、リクエストを♪

               (『Teatrum Sanitatis(健康全書)』より『パスタを作る女性たち』)
パスタを作る女性たち

さて、長きに亘って書いてきたパスタの歴史について。
頑張って全部読んで下さった方々、本当にありがとうございました&お疲れさまでした。
コレでもかなり端折って書いたのですが、パスタが生まれるまでの長い道のりを皆さんに
お伝えできたでしょうか?
こういった長い歴史を経て、日本が誇る『タラコスパ』が生まれたのですね♪
という、オチで締めさせていただきます(笑)。
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