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世界最古のワイン醸造施設

2011.01.19 (Wed)

先週、旧ソビエト連邦内で最小の共和国・アルメニアの洞窟で、約6,100年前のモノと
思われる『世界最古のワイン醸造施設』が発見された、というニュースが!!

この施設内では、ブドウの種やブドウを搾った痕跡、干乾びたブドウの樹の枝、原始的な
圧搾機、発酵の為のテッラコッタ製の桶、ワインがしみ込んだテッラコッタ製陶器、ワインを
飲むためのコップや小鉢などが見つかったそうです。
考古学者グレゴリー・アレシャン氏によると、この施設内の配置は『足で踏まれたブドウから
出た果汁は発酵槽に流れ、発酵するのを待ち、その後ワインはテッラコッタ製の陶器に移し、
この洞窟内で貯蔵される』と、製造工程の流れに合わせた配置だったそうです。
製造においてだけではなく、洞窟という低温で遮光された環境は実に理想的なワインセラー
だったのでしょうね。

古代のワインに詳しいパトリック・マクガバーン氏は、今回発見されたワイン醸造所よりも
約1,000年前の約7,000年前に、既にワインが存在していたコトを示す、化学的・考古学的
な証拠をイラン北部で発見しているのだそう。
ワインが現在のアルメニアで製造されていたという発見は、栽培種のブドウに関する従来の
DNA研究の結果にも合致する、とマクガバーン氏。
というコトは、アルメニアやその近隣一帯がブドウ栽培発祥の地でもある、というコトなの
でしょうか?

それにしても、ワイン製造の際にブドウを足で踏んで潰すという『昔ながら』の作業が、
6~7,000年も前からの本当の意味での『昔ながら』の製法だったというコトにビックリ!!
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