03月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫05月

フランク・コーネリッセンの世界

2012.05.23 (Wed)

今回ご紹介する『wine vin vino』用のワインはとてつもなくデンジャラス。
ですので、決して皆様にウケるとは思っておりません。
ご興味のある方にだけオススメしたい、そんなワインです(笑)。

そんなワインを醸すのが『FRANK CORNELISSEN(フランク・コーネリッセン)』というベルギー人の造り手です。
イタリア人ではございません、ベルギー人。
「ついにLa Selvaticaでイタリアワイン以外の扱いを!?」と言う訳でもありません。
ベルギー人がシチリアの「エトナ山」の麓で醸し出すシチリアワインなんです。
今や外国人が自国以外でワイン造りをする、というコトは珍しくありません。
日本人もイタリアやその他の外国でワイン造りをする時代。
あの『パッソピッシァーロ』を醸す『アンドレア・フランケッティ』氏ですら、出身はトスカーナ。
あ、別に外国人ではございませんでしたね(笑)。
話がそれましたので元に戻すと。
世界中が注目するエトナ山麓の土壌や気候に見せられた一人が、このフランク氏。
人的関与を極限まで廃した地・エトナ山。
その麓に構えるワイナリーでは、無施肥による栽培、農薬もボルドー液でさえも基本的に不使用。
二酸化硫黄も完全無添加のままノンフィルターでボトリング。
その為、赤も白も濁っており、白においては紅茶の様な色合い。
見た目も然るコトながら、味わいは更に衝撃的!!
当日確かめてみて下さい、ビックリするはずです!!
人によってはガッカリします(笑)ので、ご興味のある方にだけオススメする、という訳なのです。

長文になりそうなので次回へ・・・とも思いましたがこのまま続けます。
辛抱強くお読み下さい♪

ベルギー人のフランク氏は、もとはフランスやイタリアワインのエージェント。
多くの造り手と交流を深める中で、理想の地を求めて世界中を旅したのち、エトナ火山の北斜面・標高900m以上の厳しい土地に、長年温めてきた自分の夢を実現したのです。
一切の妥協を許さない強固な姿勢で、2001年から醸造を開始。
全てを投げうってワイン造りに没頭します。
無施肥・無耗起・無除草・そしてボルドー液まで否定するという極端な無農薬主義で、恐ろしいほど凝縮されたブドウを育て上げるのです。
天然の素材であっても『木』という素材がワインに与えてしまうわずかな風味でさえも人的関与ととらえ、アンフォラ(テラコッタ製の壺)を醗酵・熟成に使用しております。
前回・前々回とご紹介した『ビービー・グラーツ』氏と共通項も多いのですが、この部分が根本的に大きく異なる部分。
表現はとても悪い(と言うより失礼)のですが、『ビービー・グラーツ』氏が『変態』とすれば、『フランク・コーネリッセン』氏は『ド変態』。
どっちもどっちです。
そんなワインばかりを今イベントで扱おうというワタクシもどうなのでしょう(笑)。

過激派と評される『フランク・コーネリッセンの世界』にご興味のある方は、是非ともお試し頂きたいと思います。
(面白半分でチャレンジしたい方も可)

<wine vin vino で当店が提供するフランク・コーネリッセンのワイン>
・ムンジェベル・ビアンコ・6 / \500- / 白
・ムンジェベル・ビアンコ・3 / \600- / 白
・ムンジェベル・ロッソ・4 / \500- / 赤
・ロッソ・デル・モンジベッロ・1 / \600- / 赤
・グラッパ・ディ・ロッソ・デル・コンタディーノ
  / 30ml(イタリア産チョコレート付き) / \600- / 赤
(※全てグラス1杯の価格です)
 |  ワインのコト
 | HOME |